- HOME>
- カプセル内視鏡検査
カプセル内視鏡検査とはどんなもの?
恥ずかしさ・苦痛がほとんどない内視鏡検査です

カプセル内視鏡検査とは、小型カメラを内蔵したカプセル型の内視鏡を用いた検査です。
カプセル内視鏡は消化管内を進みながら、内蔵された小型カメラで内部の画像を撮影していきます。
撮影後、カプセル内視鏡は自然に排出されます。
撮影した画像をチェックして異常を確認
カプセル内視鏡に内蔵された小型カメラで撮影された画像が、患者さんのお体に取り付けたセンサーを通じて記録データレコーダーに送られ、検査終了後、医師がその画像をチェックして大腸ポリープや大腸がんなどの異常がないか確認します。
カプセル内視鏡検査は保険が適用されます
大腸内視鏡検査が必要でありながら、様々な要因で検査の実施が困難な方、また検査を実施したものの、途中までしか内視鏡が挿入できなかった場合、保険適用でカプセル内視鏡検査を受けることができます。
カプセル内視鏡検査のメリット・デメリットは?
メリット
- カプセルを飲むだけなので、恥ずかしさや恐怖心などの精神的負担が軽減される
- 条件を満たせば保険適用で受けられる
- 様々な要因で大腸内視鏡検査が受けられない方でも検査可能
デメリット
- 大腸ポリープが見つかっても切除・生検(病理組織検査)は行えない
- 多量の下剤を服用する必要がある
- 保険適用に制限がある
カプセル内視鏡検査の流れは?
1検査前日
検査前日の昼食・夕食は消化に良いものを召し上がっていただき、夕食は21時までに済ませておいてください。
就寝前には下剤を服用していただきます。
2検査前の処置(ご自宅)
カプセル内視鏡を服用する3時間前(午前6時ごろ)に下剤を服用し、大腸の中をきれいにします。
3検査機器の装着
ご来院後、センサーやデータレコーダーなどの検査機器を装着していただきます。
4カプセル内視鏡の内服
3cm程度の大きさのカプセル内視鏡を服用していただきます。
カプセル内視鏡が小腸に到達したのを確認した後、一度ご自宅へお帰りいただきます。
5下剤の追加(ご自宅)
ご帰宅後、カプセル内視鏡が小腸に到達してから1時間後に下剤を追加していただきます。
6カプセル内視鏡を回収
検査が終了しましたら、回収キットを使って自然に排出されたカプセル内視鏡を回収します。
7検査終了
再度ご来院いただき、検査機器を取り外せば検査は終了です。
検査後、撮影した画像を医師がチェックして異常がないか確認し、後日検査結果をご説明いたします。