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大腸ポリープ切除はどうして大事?
大腸がんの予防に繋がります
大腸ポリープとは、大腸の粘膜にできたいぼのようなもののことで、大腸ポリープの中には大腸がんに進行するものもありますので、ポリープの段階できちんと切除しておけば大腸がんを予防することが可能になります。
大きさにもよりますが、大腸ポリープは大腸内視鏡検査時に一緒に切除することが可能ですので、大腸がんを予防するためにも、定期的に大腸内視鏡検査を受けられるようにしましょう。
大腸ポリープの観察方法
ポリープを認めた場合、その表面の構造をわかりやすくするために、内視鏡で特殊な光を照射して病変を拡大して観察します。これによりポリープが良性か悪性か、良性の場合切除の必要なものかを評価します。
切除が可能な場合はその場で切除します。がんの可能性が高いものについては生検し病理組織検査に提出します。
大腸ポリープの切除方法は?
内視鏡的粘膜切除術(EMR)
大腸の粘膜の下に生理食塩水を注入し、ポリープを持ち上げてスネア(金属ワイヤー)をかけた後、通電して切除します。
コールドポリペクトミー
ポリープにスネアをかけ、通電せずにそのまま切除します。
切除後の出血や穿孔(大腸に穴が開く)などのトラブルが起こりにくい安全性の高い方法です。