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院長インタビュー
「誰かの役に立ちたい」
内視鏡検査・肝臓の専門医として
地域の皆様の“健康な人生”をお手伝い
消化器内科の専門医になられたのはどうしてですか?
どなたでも一度は腹痛を経験したことがあると思いますが、でもその原因が胃にあるのか、腸にあるのか、または肝臓や胆のう・膵臓など他にあるのかなかなかわかりにくいものです。
そうした症状でお困りの方の力になり、病気の早期発見・早期治療に繋げていつまでも健康な毎日を送っていただきたい、という思いから、消化器内科を専門領域として選びました。
また内視鏡検査や処置などにも興味があったので、「これを自分の専門としよう」と決めた後もすごくやりがいを感じながら診療にあたっています。
訴えや症状を見極め、適切な検査を行い治療に結びつけることができれば患者さんの症状も改善しますし、がんを予防することができます。そういう点も充実感に繋がっていますね。
こちらの地域で開業された理由は?
大学院を卒業した後、大阪大学医学部附属病院や関西労災病院の消化器内科で勤務していたのですが、キャリアを積むにつれて現場で患者さんを診る以外の仕事、例えば管理職的な業務が増えてきたこともあり、自分としては「もっと現場で患者さんを診たい」という思いがあって、独立開業しました。
尼崎市武庫之荘という場所を選んだのは、長年働いていた関西労災病院の近くであったことが大きく、地域の方の健康に貢献したいという気持ちからです。
平成29年に開業してから今とで、何か変化はお感じですか?
定期的に通院していただける患者さんが増えました。
消化器の病気に限らず、血糖値が高い方、血圧が高い方、コレステロール値が高い方など、慢性的な症状でお困りの方もお越しになられています。
私は内視鏡検査や肝臓の病気の専門医ですので、胃カメラ・大腸内視鏡検査をご希望の方や、肝臓を専門的に診てほしいという方もいらっしゃっています。
大病院で受けられる検査・治療を
皆様の身近なクリニックでも受けられるように
消化器内科の中でも、特に肝臓を専門とされていますよね?
大学院では肝臓を専門に研究しておりました。その中でたくさんの肝炎や肝がんの治療に携わることができました。
その経験を活かして、いとせクリニックでも専門的な肝臓の治療をご提供しています。
特にB型・C型肝炎は「大病院で検査・治療を受けるもの」というイメージが強いかもしれませんが、当クリニックでも同等の検査・治療を受けていただける体制を整えていますので、是非お気軽にご相談いただければと思います。
肝臓の病気=アルコールというイメージですが、専門家からのアドバイスは?
やはりアルコールの飲み過ぎは良くないですので、ご注意いただきたいと思います。
ですが、最近ではアルコールをまったく飲まない・ほとんど飲まないのに脂肪肝になる方が増えていて、これを非アルコール性脂肪肝と言います。
いわゆるメタボリックシンドロームが肝臓に出たもので、「お酒を飲まないから大丈夫」と思わずに、バランスのとれた食事や積極的な運動など、そうした生活習慣は大事にしていただきたいです。
もう1つの専門である内視鏡検査ですが、クリニックの検査の特徴は?
鼻からの胃カメラ検査(経鼻内視鏡)や麻酔の使用(静脈内鎮静法)など、少ない負担で検査が受けられる体
制が整っていることです。
できるだけ検査の苦痛・負担を減らして、がんなどの大きな病気で苦しむ方を減らしたいと思っています。
“女性目線の内視鏡検査”にもこだわっていて、大腸内視鏡検査は特に女性の方は敬遠されがちですが、安心・リラックスして受けられるように専用トイレ付き前処置室(完全個室)をご用意したり、受診しやすい柔らかな雰囲気を心がけたりするなど色々と工夫しています。
内視鏡検査につきましては、“内視鏡検査の専門サイト”でも詳しくご説明しておりますので、是非、ご覧ください。
症状は体からのサイン
その声に耳を傾けることが大事
「こういう症状があれば、是非ご相談を」というものはありますか?
消化器内科も含む内科的な症状であれば、胃痛、腹痛、胸焼け、下痢・便秘、血便などでしょうか。
肝臓につきましては、なかなかはっきりとした症状が出にくいので、健康診断などで異常を指摘されたら、そのままにせずに専門医へご相談いただきたいと思います。
また高血圧、糖尿病、コレステロール高値、痛風などの生活習慣病についても総合内科専門医として診療していますのでご相談ください。
最後に、HPをご覧の方へメッセージをお願いします
尼崎市武庫之荘のいとせクリニックでは、内科の中でも特に消化器内科を中心に診療を行っております。
消化器内科の対象となる臓器は幅広く、食道、胃、大腸などの食べ物の通り道と、肝臓・胆のうやすい臓などの食べたものの消化に関わる臓器が対象となります。
症状がある場合はもちろん、症状がなく健康診断などで異常を指摘されることもあるかと思いますが、それらはすべて体からの何らかのサインだと思います。
体からの声に是非耳を傾けていただいて、少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。