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この夏読んだ本1

2020.09.06

まだまだ暑い日が続きますが、今年も早いもので9月になりました。

例年8月はお盆前後にお休みをいただいています。今年も8月13日から16日まで休診にしました。どこか旅行にでも行きたかったのですが、コロナ感染流行のため自宅でおとなしくしていました。

時間があったため、読みたいと思っていた本を何冊か読みました。ここ数年にないくらいの読書量でした。どれもとても面白い作品だったのでご紹介します。

 

この夏読んだのは以下の4つです。

 

  • 1. 十二国記シリーズ
  • 2. 四畳半タイムマシンブルース
  • 3. 三体
  • 4. Dジェネシス

 

1.十二国記シリーズ

 

小野不由美さんによるファンタジー小説です。ファンタジーといってもふわふわした感じではなく、シリアスな作品です。

物語は十二の国からなる異世界が舞台で、作品によって主人公が変わります。どの国も王がいますが世襲ではなく、人の姿にもなる麒麟という生き物によって選ばれます。

王を選ぶ麒麟、選ばれる側の王、王が不在の国の荒廃に、現代日本に生まれ十二国世界に飛ばされ麒麟となる少年の葛藤や、王となる少女の苦難が絡み合って、非常に読み応えがあります。以前アニメ化もされたようで、見てみたいです。

かなり量が多いので全部読もうと思うと構えてしまうかもしれませんが、はまること確実です。

 

小野不由美「十二国記」新潮社公式サイト

 

2.四畳半タイムマシンブルース

 

「有頂天家族」「夜は短し歩けよ乙女」の森見登美彦さんの作品。

「四畳半神話大系」の続編のような感じです。

「四畳半神話大系」の登場人物がタイムマシンを手に入れてしまった結果、巻き起こる騒動が描かれています。タイムマシンのパラドックスを気にしすぎて空回りする主人公の行動がさらに状況を悪化させます。悪化した状況をどのように収拾させるか楽しみながら読み進めていくのが心地よかったです。「四畳半神話大系」を先に読んでおくと各キャラクターの性格もよくわかるのでおすすめです。

最後に主人公とヒロイン明石さんの未来が明らかになりますが、これには賛否両論あるかもしれません。

 

森見登美彦「四畳半タイムマシンブルース」特設サイト

 

思ったより長くなったので、続きは次回にします。

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