いとせクリニックです。10月も半ばを過ぎ、めっきり涼しくなりました。
ラグビーワールドカップも非常に盛り上がっていますが、今日は芸術の話です。
10月12日から兵庫県立美術館で、「富野由悠季の世界」という展覧会が開催されています。
我々の世代は子供の頃からアニメを見て育ってきました。中でも「機動戦士ガンダム」は1979年の作品ですが、この作品の偉大さについては説明の必要はないと思います。
いまだに関連作品が発表されたり、実物大の動く模型が作られたりと、その人気は衰えることがありません。
そのガンダムの監督を勤めたのが富野由悠季さんです。ガンダムの他にも、「聖戦士ダンバイン」「戦闘メカ ザブングル」「重戦機 エルガイム」など、僕が子供の頃に親しんだ作品を数多く作られています。
その富野由悠季さんの展覧会が神戸で開かれているのに、見に行かないわけにはいきません。
ということで、懐かしい作品や貴重な資料が見られるのを楽しみに早速行ってきました。
富野さんが鉄腕アトムにも関わっており、演出した本数が最も多いということは初めて知りました。
ガンダムだけでなく他の作品もそうですが、企画書も一部展示されていました。企画書では、物語の背景をしっかり作り込んでいる様子が伺えました。これによりその世界で生きるキャラクターの行動に、必然性が生まれてくるように思います。
画面の構成一つ一つからしっかりと考えられているというのも、新たな発見でした。
展示を見て「聖戦士ダンバイン」も久しぶりに思い出しました。これは現代世界に生きる主人公が異世界に召喚されて活躍するという話でした。
最近異世界転生ものが流行しているということを聞きますが、ダンバインはその元祖と言ってもいいのかもしれません。
最近の作品についてはよく知らないものもありましたが、とても懐かしく中学生時代を思い出しました。
会場には懐かしいロボットが展示されています。
美術館の周りには、様々な作品が展示されていました。
これもそのひとつです。一体なんなんでしょう?