年末年始の診療について

今年も早いものでもう12月です。

年末年始の診療についてお知らせします。

 

12月26日(木) 休診

12月27日(金) 通常通り診療

12月28日(土) 午前のみ診療

12月29日(日)〜1月5日(日) 休診

1月6日(月) 〜 通常通り診療

 

以上です。よろしくお願いいたします。

JDDW2019その2

JDDWその2です。

23日は祝日だったので朝から参加することができました。

この日の目的は、ワークショップ「我が国に置ける腸管感染症治療の現状と展望」を聴くことです。

印象に残った話を紹介します。

  1. 久留米の施設からのキャンピロバクター腸炎の診断と治療についての報告。潰瘍性大腸炎との鑑別が重要。回盲弁上のびらんが特徴。組織学的には好中球浸潤、陰窩膿瘍が見られることがある。治療はマクロライド系が効く。セフェム系は効かない。
  2. C.difficile感染症に対する便移植の報告。上気道炎に対する抗生物質使用後に重症のC.diffilile感染症を発症した症例に便移植を行ったところ著効した。風邪に安易に抗生物質を処方するのが怖くなりました。
  3. 腸管スピロヘータの検討。潰瘍性大腸炎との鑑別が必要な場合がある。ポリープの原因となることがあり、スピロヘータに対する治療を行うとポリープが縮小した例がある。
  4. HIV感染者に見られるサイトメガロウイルス感染症についての検討。サイトメガロウイルスによる腸管病変は打ち抜き潰瘍が特徴だが、HIVでも打ち抜き潰瘍となることがある。まずはサイトメガロウイルスの治療を行い、その後HIVに対する治療を開始する。先にHIVの治療を行うとIRIS (immune reconstitution inflammatory syndrome)が起こり、潰瘍からの出血や穿孔の原因となることがある。IRISとは、HIV治療によりHIVのウイルス量が減少し免疫が回復するために潰瘍が悪化する状態。de novo B型肝炎に少し似ているような。
  5. インフルエンザによる腸管感染についての検討。インフルエンザの時に急性胃腸炎症状が出ることがあるが、インフルエンザウイルスが腸管に感染しうるかについての報告。ウイルス自体は胃液で簡単に不活化されるが、喀痰など粘液で包まれていると不活化されにくくなり腸管にたどり着くことができるとのこと。インフルエンザ発症後1ヶ月近く便にウイルスが検出された症例もあった。

この中には以前同じ病院で働いていた後輩が発表した演題もありました。発表も、質疑応答の受け答えも立派にこなしていて、成長を感じました。

 

 

聴診器

看護師募集

いとせクリニックでは、現在パートの看護師さんを募集しています。

診察の介助、一般的な内科の検査(採血、心電図、健診など)と内視鏡検査の介助が主な業務です。

週2-3回の勤務をお願いします。

ダブルワークも可能です。

 

採用情報のページのフォームからご応募いただくか、クリニックに直接ご連絡ください(TEL 06-6438-1107)。

 

お気軽にお問い合わせください。

JDDW2019その1

今年も神戸でJDDWが11月21日から24日の日程で開催されています。

クリニックの診療がない21日の午後と23日に参加してきました。

 

21日は非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)・非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)の演題を聴きました。

NASHに対する治療薬はまだ開発中の段階であり、肝炎を抑えることができても線維化を改善することができる薬はありません。このため創薬が大きな課題です。

糖尿病を合併している方には、糖尿病治療薬であるSGLT-2阻害薬やGLP-1受容体作動薬が効果を認めるとの発表もありましたが、糖尿病を合併していない場合には結局生活習慣改善、血圧やコレステロールのコントロールが重要との話でした。

NASHは様々な要素が病態に関わっているため、一つの薬で解決することは難しそうです。

NASHは線維化の進行が予後に大きく関わってきますが、線維化の診断には簡便なFib-4 indexが有効です。

そのほか、MRIを用いた検討もありました。肝生検やフィブロスキャンと異なり、肝臓の広い範囲を評価することができます。

まだ一般的な検査ではありませんが、もし多くの施設で検査できるようになっても全てのNASH症例に行うことは非現実的と思われますので、Fib-4 indexなどで高リスク症例を絞り込んだ上で行うのが良いと感じました。

画像検査では炎症と線維化の双方を評価することが難しかったのですが、これについても画像的に評価する方法が開発されつつあるようです。

C型肝炎が治療できるようになったので、NASHもいつかは克服できる日が来ると信じています。

 

ところでこの日、とても懐かしい人に再会しました。

大学のラグビー部で僕と同じポジションの先輩だった方です。

最後にお会いしたのは25年前、愛知県の明治村でこの方の結婚式でした。

大学卒業後名古屋で研修しその後留学されたため、大阪の人達とはほとんど連絡されておらず行方不明扱いされていたとのことです。

現在は某製薬会社に勤務されており、頂いた名刺には執行役員との肩書が。

とても偉い方になっておられました。

お互い近況報告したり、久しぶりの再会に盛り上がりました。

 

夜は以前勤めていた病院のOB会に参加しました。

ここでも懐かしい人達と会うことができました。

芸術の秋

いとせクリニックです。10月も半ばを過ぎ、めっきり涼しくなりました。

ラグビーワールドカップも非常に盛り上がっていますが、今日は芸術の話です。

 

10月12日から兵庫県立美術館で、「富野由悠季の世界」という展覧会が開催されています。

我々の世代は子供の頃からアニメを見て育ってきました。中でも「機動戦士ガンダム」は1979年の作品ですが、この作品の偉大さについては説明の必要はないと思います。

いまだに関連作品が発表されたり、実物大の動く模型が作られたりと、その人気は衰えることがありません。

そのガンダムの監督を勤めたのが富野由悠季さんです。ガンダムの他にも、「聖戦士ダンバイン」「戦闘メカ ザブングル」「重戦機 エルガイム」など、僕が子供の頃に親しんだ作品を数多く作られています。

その富野由悠季さんの展覧会が神戸で開かれているのに、見に行かないわけにはいきません。

ということで、懐かしい作品や貴重な資料が見られるのを楽しみに早速行ってきました。

 

富野さんが鉄腕アトムにも関わっており、演出した本数が最も多いということは初めて知りました。

ガンダムだけでなく他の作品もそうですが、企画書も一部展示されていました。企画書では、物語の背景をしっかり作り込んでいる様子が伺えました。これによりその世界で生きるキャラクターの行動に、必然性が生まれてくるように思います。

画面の構成一つ一つからしっかりと考えられているというのも、新たな発見でした。

展示を見て「聖戦士ダンバイン」も久しぶりに思い出しました。これは現代世界に生きる主人公が異世界に召喚されて活躍するという話でした。

最近異世界転生ものが流行しているということを聞きますが、ダンバインはその元祖と言ってもいいのかもしれません。

最近の作品についてはよく知らないものもありましたが、とても懐かしく中学生時代を思い出しました。

 

会場には懐かしいロボットが展示されています。

 

 

 

 

 

美術館の周りには、様々な作品が展示されていました。

これもそのひとつです。一体なんなんでしょう?

 

開院2周年

2017年10月3日、いとせクリニックは尼崎市武庫之荘本町3丁目で開院しました。本日は木曜日で休診ですが、無事に開院2周年を迎えることができました。

受診していただいた患者さん、スタッフ、関係者の皆様に深く感謝しております。

開業時にお世話になったコンサルタントの方からお祝いのお花をいただきました。

これからも日々の診療を着実に積み重ねていき、地域の医療に貢献したいと思います。

ラグビーワールドカップ開幕

9月20日金曜日、ついにラグビーワールドカップが開幕しました。

日本は初戦のロシアとの試合に30−13で勝利し、いいスタートを切りました。

21日に行われたのは予選で最も注目される、ニュージーランド代表オールブラックスと南アフリカ代表スプリングボクスの優勝候補チーム同士による試合です。

見応えのある試合でした。決勝戦での再戦があるのでしょうか?

オールブラックスといえば数々の名選手がいますが、最も衝撃的だったのは、1995年ワールドカップでのジョナ・ロムーだと個人的には思います。

圧倒的なパワーとスピードでトライを量産し、他のチームは全く為す術もない状態ででした。腎臓の病気のために最高の状態で活躍した期間が短かったのが惜しまれます。

 

今回のワールドカップでは新たなスターが誕生するのでしょうか?

 

最後に前回大会で南アフリカを破った試合の最後の場面を貼っておきます。

今回大会でも素晴らしい試合を期待しています!

 

風疹について

風疹は、発熱と発疹、リンパ節の腫れを特徴とする病気です。風疹ウイルスの感染によって発症します。

妊娠20週までの妊婦が風疹ウイルスに感染すると、生まれてくる赤ちゃんに感染して先天性風疹症候群を発症し心臓病や難聴、白内障などが起こることがあります。

このためワクチンを接種し風疹ウイルスに感染しないようにすることが重要です。

ワクチンは現在は男女ともに1歳と6歳で接種するようになっていますが、以前は中学生の女子のみに接種していた時もありました。

このため風疹ウイルスに対する抗体の保有率は男性の30代(73~84%)、40代(81~86%)では、女性(97~98%)と比較して低い結果となっています。

最近厚生労働省が風疹の追加的対策として、1962年~1979年の間に生まれた男性を対象にまず風疹抗体の有無を検査し、抗体が不十分な方にはワクチンを接種するという事業を開始しました。

対象者にはクーポンが送られてきますので、これを持って医療機関を受診すれば無料で検査が受けられます。

 

当院でもすでに数人の方がクーポンを持参し受診されました。幸いみなさん抗体をしっかり持っておられたので、ワクチンまで必要ではありませんでした。

風疹から、あなた自身と周りの人を守るために、クーポンが送られてきた方は是非検査を受けましょう。