ピロリ菌検査

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ピロリ菌の検査はどうして大事?

胃がんリスクを高めることがわかっています

胃がんリスクを高めることがわかっています

ピロリ菌に感染していると胃潰瘍、十二指腸潰瘍、慢性胃炎が起こりやすくなるだけでなく、胃がんのリスクを高めます。

胃カメラ検査で胃潰瘍、十二指腸潰瘍、慢性胃炎と診断されると、ピロリ菌に感染しているか検査を行います。感染している場合、保険適用で2回まで除菌治療が受けられます。これまで感染を確かめたことがない方は胃がん予防のためにも検査をお勧めいたします。

除菌治療を受けた方も要注意

ピロリ菌の感染が認められ、除菌治療を受けた方も注意が必要です。
除菌治療によりピロリ菌がいなくなると胃がんのリスクは約3分の1になります。
しかしピロリ菌に一度も感染したことがない場合に比べると、ある程度のリスクは残りますので、年に1回は胃カメラ検査を受けて経過を確認するようにしましょう。

ピロリ菌検査の内容は?

複数の検査方法があります

当クリニックではピロリ菌に感染しているかどうかを確認する際には“迅速ウレアーゼ試験”または“抗体検査”を実施します。除菌治療後、除菌に成功したかどうかは“尿素呼気試験”で判定します。

迅速ウレアーゼ試験

胃カメラ検査の際に胃の粘膜の一部を採取して検査します。ピロリ菌が生成する“ウレアーゼ”という酵素を利用して感染しているかどうか判定します。

抗体検査

血液検査でピロリ菌に対する抗体を測定し感染の有無を判定します。

尿素呼気試験

検査薬を内服していただき、その前後の呼気を集めてピロリ菌の除菌治療が成功したかどうか評価します。

ピロリ菌の除菌治療の内容は?

条件を満たせば2回まで保険適用で受けられます

ピロリ菌の除菌治療は、胃カメラ検査で胃潰瘍、十二指腸潰瘍、慢性胃炎と診断されれば2回まで保険適用で受けられます。
3回目以降は自費となりますが、多くの場合2回までの治療で除菌に成功されています。

除菌治療の流れ

1ピロリ菌検査

迅速ウレアーゼ試験または抗体検査を実施して、ピロリ菌に感染しているかどうか判定します。

2除菌治療

感染が認められた場合、 抗生剤や胃酸を抑えるお薬を1週間(1日2回)内服し、ピロリ菌を除菌します。

3ピロリ菌検査(2回目)

除菌治療後、1ヶ月以上あけてから尿素呼気試験を行い、ピロリ菌が除菌されたかどうかを判定します。

4除菌治療(2回目)

除菌治療後もピロリ菌の感染が認められる場合、1回目の除菌治療とは別のお薬を使って除菌を行います。

5ピロリ菌検査(3回目)

除菌治療後、1ヶ月以上あけてから尿素呼気試験を行い、ピロリ菌が除菌されたかどうかを判定します。
陽性と判定された場合、再度除菌治療を受けることができますが、3回目からは自費となります。

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