2018年になりました

あけましておめでとうございます。

いとせクリニックは1月6日から新年の診療を始めました。今年もよろしくお願いいたします。

 

新年を迎えるにあたり、院内の飾り付けをクリスマス風から和風に変えてみました。

 

クリスマスツリー風門松

 

 

 

受付もお正月風です

 

カウンターの置物

 

 

壁には注連縄

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も早速内視鏡検査を受けられる方が来られました。

今年もお一人お一人と向き合いながら診療していきたいと思います。

 

脂肪肝とガン

非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)とはアルコールを飲まないにもかかわらず、アルコール性脂肪肝に似た変化が肝臓に起こる疾患です。単なる脂肪肝だけのこともあれば、脂肪性肝炎という肝炎を起こし肝硬変に進展することもあります。”脂肪肝”という単語から連想されるように、この疾患はいわゆる”メタボリックシンドローム”が肝臓に表れたものとも考えることができます。このため治療としては食事療法や運動療法で体重を減らし、肝臓に脂肪がたまらないようにすることが中心となります。

そのNAFLDですが、肝硬変に進展すると肝臓ガンが合併しやすいことはよく知られています。ところが最近NAFLDは、肝臓ガンだけでなく他のガンにもかかりやすいかもしれないと報告されました。

Association between non-alcoholic fatty liver disease and cancer incidence rate

 

これによると、NAFLDでは男性で大腸ガンのリスクが2倍、女性で乳ガンのリスクが2倍程度であったとのことです。

肝臓だけでなく、他の臓器も注意して診療する必要があります。

 

大腸内視鏡の先端キャップ

タイトルの”大腸内視鏡の先端キャップ”ですが、何のことかわからないと思います。このような形をしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これを内視鏡の先端に装着すると、こうなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜこのようなものを使うかといいますと、主に2つの理由があります。

まず内視鏡の挿入がやりやすくなります。先端から少し先に飛び出た部分で腸のヒダをめくることができるため、空気を入れずに内視鏡を進めていくことができます。そうすると患者さんの苦痛も少なく、内視鏡の時間も短縮できます。

2つ目は、観察がしやすくなり病変を見つけやすくなります。飛び出た部分で腸のヒダをめくりながら観察するので、ヒダの裏が観察しやすくなります。

最近このことを示した論文も発表されました。

Comparative Efficacy of Colonoscope Distal Attachment Devices in Increasing Rates of Adenoma Detection: A Network Meta-analysis

先端にキャップを装着するとポリープ(論文では腺腫となっています)の発見が1.1倍に増えるとのことです。

 

当院では大腸内視鏡検査の際、全例でキャップを装着して検査を行っています。検査についてはこちらをご参照ください>>

 

講演会に参加しました

今日は夕方から、阪神尼崎駅近くの都ホテルニューアルカイックで『伊丹・尼崎肝疾患懇話会』に参加してきました。

肝疾患懇話会という名の通り、B型肝炎とC型肝炎についての講演でした。

B型肝炎の演者は、大阪医療センターの三田英治先生です。10年以上前から非常にお世話になっている三田先生ですが、ご講演を拝聴するのはそういえば初めてのような気がします。B型肝炎に対する核酸アナログ治療についての話題が中心でした。

これまで核酸アナログはエンテカビルを主に使っていましたが、今後はHBs抗原陰性化率が高く耐性ウイルスの発現が少ないテノホビル系が主流となり、その中でも腎機能障害が少ないTAFに変えていくべきという趣旨でした。現在TAFは投与期間の制限があるため、忙しくて来院できない患者さんには処方しにくい状態です。長期投与が可能となればTAFに切り替える機会が増えるかもしれません。

今後の展望としてB型肝炎ワクチンやTLR7アゴニストの話題もでました。これらはインターフェロン以外で免疫系に作用するB型肝炎治療薬として期待されているとのことでした。核酸アナログと併用できればHBs抗原の陰性化がより高率に得られる可能性もあります。

 

次に大阪大学の竹原教授がC型肝炎治療について講演されました。

C型肝炎治療は直接作用型抗ウイルス薬(DAA)の登場により95%以上のウイルス排除率が得られるようになりました。20年前を考えると95%の患者さんでウイルスが排除可能となったことは夢のようですが、今後残された課題として、非代償性肝硬変患者に対する治療・ウイルス排除後の発がん・DAA治療不成功例(耐性ウイルスを持つ症例)などが挙げられます。これからも新たな薬剤が登場し、課題が一つ一つ解決されるものと思われます。

 

講演会の後の懇親会では、関西労災病院の林院長・萩原副院長、竹原教授に近況を報告しました。今後も良い報告をできるよう頑張りたいと思います。

 

 

開院しました

武庫之荘のいとせクリニックです。

10月3日に無事開院の日を迎えることができました。開院直後はブログを更新する余裕がなく、やっと報告することができました。

初日から地元の方々を中心に来院していただき、期待されていることを実感しています。この期待を裏切らないよう、努めていきたいと思います。

見学会終了しました

9月30日と10月1日の二日間、いとせクリニックの見学会を開催しました。

たくさんの地元の方々が来られ、クリニックの中を見ていただきました。予想以上に多くの方に来ていただいたため、待ち時間が発生してご迷惑をおかけしました。

またお世話になった方々も来られ、温かい言葉をかけていただきました。

明日、診療開始に備えて最終の確認を行い、10月3日の開院をしっかり迎えられるよう準備したいと思います。

LANケーブル

最近の医療機器はほとんど全てLANによる通信を介して、電子カルテ上で検査結果を見ることができます。このため非常にたくさんのLANケーブルが設置されています。これだけたくさんあるので、専門家にお任せしないと何が何やらわかりません。

引き渡し

内装工事がほぼ完了し、物件の引き渡しを受けました。

内装は非常にきれいに仕上げていただきました。壁紙もいい雰囲気です。

何も置いていない状態だと広く感じますが、これから医療機器や家具、備品などが運び込まれると狭く感じるようになるかもしれません。